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トップページ知る>群馬の「面白本」
群馬の面白本?

2010.10.17 地元の人物を数多くとりあげた書物ってあるの?



県民図書館をあたりましたが、「現代」の人物に限ってはあまり無いようです。 少し時代を遡るとほんの数冊ですが、見つかりました。 例えば群馬県では、「痛快 ぐんまの人物伝」(あかぎ出版)という本があります。
この本は上毛カルタに出てくる人物は「内村鑑三」只一人で、立身出世は関係ありません。
筆者である浅田晃彦氏の価値観で選定されているところが面白いです。
一、名誉利得にこだわらない人。どんなに立身出世しても、それに汲々としている人はつまらない。
二、常識に支配されない人。常識は人生を無味乾燥にする毒作用を持つ。
三、好きなことを好きなだけやった人。我侭な生き方のようで、これがなかなか出来ないことである。
四、自分自身の価値判断をもった人。他人がなんと言おうと、自分の考えや行動に自身の価値判断をもつこと。
五、風狂放蕩の者でも、そこに趣味ゆとりのある人。遊び心を心得た人。
六、道草を食って急がない人。道草もまた人生の一コマである。
七、自分の世界に住んでいる人。井の中の蛙は意外な発想をするものである。
八、人のやりたがらないことをやりたがる人。
九、夢見る人。空想と現実をごっちゃにする人。失敗しても悔やまない人。
十、正直で、不器用で、間が抜けていて、接する人の心を楽しくさせる人。

(以下、本書でとりあげた人物一部)

三円でも千円でも描きます/成田一方
赤城山に二百回登る/岩沢小作
馬にお辞儀した和算家/斉藤宜義
華山が舌を巻いた侠医/奥山昌庵
チベット潜入の冒険野郎/矢島保治郎
退職金を半年で呑みつくす/佐藤后石
江戸の情報センター/須藤由蔵
教育勅語に敬礼を拒む/内村鑑三
手荒く設け、気前よく寄付/下村善太郎
牛を彫ったら日本一/中平四郎
恐妻に鍛え抜かれた男/阿部真之助

ちなみにこの本は、1985年、浅田氏によって「上州奇人伝」として刊行されたもの。
取り上げられた人物は江戸後期〜明治の人物です。
「人間関係のギスギスした時代に、いささかの涼風を送ることになればいいが」と書いています。
最期は悲しい結末を迎えて人物も少なくありませんが、いずれの人物も生き方はまっすぐな上州人気質。 読んだ後にすがすがしい気持ちになります。


もちろん先人から学ぶことは何より大事です。 それと同時に、現代においてたくましく生きる現代のマチのHeroを数多くとりあげ、今を生きる人にとって、よりリアルに参考になるようなものをつくっていけたらいいなと思います。

マチのHero大辞典


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