高橋勇一先生の職場紹介

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武蔵丘短期大学
ジャンル
教育機関
電話
0493-54-5101(代表)
住所
埼玉県比企郡吉見町南吉見111-1

東武東上線 東松山駅池袋から急行で約55 分
東口2 番バス乗り場から「免許センター」、または「鴻巣駅」行きバスで約7 分

JR 高崎線 鴻巣駅
上野から普通で約50 分東口ロータリーバス乗り場から「東松山駅」行きバスで約20 分

関越自動車道
「東松山インターチェンジ」を降りて熊谷方面へ約1 km「青鳥交差点」を右折

国道17 号
東京・さいたま市方面から熊谷市方面へ 「鴻巣駅」手前「天神2丁目交差点」を東松山駅方面に左折後約10 km
学校案内
入学案内、カリキュラムその他はこちらをご覧ください。 学校HP



武蔵丘短期大学の紹介

<武蔵丘短大准教授としてのご活動概要>

武蔵丘短期大学は、1991年の開学以来、「栄養」と「スポーツ」の両面から 健康づくりの指導者を育成してきているユニークな短大である。
 女子サッカーは全国レベルでの活躍、女子バレーボールは関東2部リーグ で健闘している(短大では、全国の1・2位)。
 隣接している松山城跡は、かつて新田義貞が鎌倉攻めの時に利用した場所 という説もある(しかし、どうも史実ではないらしい…)。
 教員としては、教育カリキュラムの基礎教育科目を担当している。
 授業担当科目は、教養基礎、自然環境科学、ボランティア入門。
自然科学の基礎(数学・化学・生物学等)の内容をふまえ、学んだり考えたりする 楽しさを教えるように努めると同時に、社会人基礎力の養成に努力している。
 多様な学生が入学してきており、学生のモチベーションを高めることが大きな 課題の一つである。また、ボランティア入門を通じて、自発性を重んじた上での 社会貢献を奨励している。
 その他、教務委員会、学生委員会、入試委員会、FD委員会等に携わっており、 現在の社会的ニーズに対応した教学改革に取り組んでいる。

「栄養」「スポーツ」に早くから力を入れているのが特色の一つ。自然豊かな環境です。

入学案内、カリキュラムその他はこちらをご覧ください。 学校HP



アジア緑色文化国際交流促進会(AGA)の紹介

<アジア緑色文化国際交流促進会について>

「アジア緑色文化国際交流促進会(AGA)」(会長:和愛軍、副会長:高橋勇一他)は、 自然保護および植林活動・環境教育・地域開発(エコツアー、エコビレッジの発展を含む) を実施してきている。
 この会は、1999年に東京大学緑色文化国際交流促進会として設立した環境ボランティア 団体を、2006年に発展させたもので、アジアの環境問題の解決を目的とし、学術的・国際的 交流を促進すると同時に、世界の平和や持続可能な発展を促進することを目指している。
 2006年度から、日本経団連自然保護基金の助成を受け、中国雲南省「三江併流」世界自然 遺産における生物多様性の保全事業を実施してきている(2006〜2008年度)。また、2007年 度からは、株式会社リコーの支援を受けて、中国雲南省「三江併流」世界自然遺産における 森林生態系保全プロジェクトを実施してきている(2007〜2009年度)。
 さらに、2008年度から、「緑の募金」を受け、中国「森林文化村」におけるモデル的針広 混交林の造成を実行してきている。これらの社会貢献活動が高く評価され、日本経団連自然 保護基金の助成事業として、2009年度からは、中国雲南省「三江併流」」世界自然遺産にお ける生物多様性に富む森林文化村づくり(継続的発展事業)を実施してきている。

雲南省のお土産、東巴文字(トンパ文字)。雲南省に行くとなぜか懐かしい気分になるそうです。「水と緑と詩の街」とうたわれる前橋ですが、それは群馬全体にも言えること。水は川、緑は森林、詩は文字とすると群馬と雲南省には共通点も。


「心の燈台、内村鑑三」は高橋先生の尊敬する人物の一人です。「内村鑑三全集」のDVD版が出ているということでご紹介頂きました。
ところで、東京大学と内村鑑三に繋がる意外なルーツがあります。燈台は東大でもある!?これはまた別の機会に♪


内村鑑三の著書『後世への最大遺物』をご紹介頂きました。 後世のことまで考えた思想の持ち主だったことが読み取れます。  この美しい地球、この美しい国、我々を育ててくれた山、河、そして後世に何を遺(のこ)してゆけるのか。金か、事業か、思想か……。何人にも遺し得る最大遺物、それは、「勇ましい高尚なる生涯である」と語っています。


内村鑑三の著書『代表的日本人』では、二宮尊徳の生涯を紹介しています。 他にも内村鑑三その他、興味あるテーマに合わせてたくさんお話頂き、とても楽しい時間でした。 後世に残る偉人、しかも郷土群馬にゆかりある人物の思想に触れるのは、とても素晴しい機会だと思います。 しかしながら、力量不足のため今回はまとめきれませんでした。(申し訳ございません。) 今回頂いたお話はまた別の形式にてご紹介させていただきます。


とても可愛らしいお嬢さんといっしょに記念撮影♪ 




先生にきいてみよう 高橋 勇一様


 群馬のどちらのご出身でしょうか?


「前橋です。以下、略歴です。
1967年10月28日(群馬県民の日:1985年制定)生まれ。
前橋市立桂萱中学校、群馬県立前橋高等学校卒業。
東京大学教育学部教育学科卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科森林科学専攻博士課程修了。
博士(農学)。
日本学術振興会特別研究員等を経て、現在、武蔵丘短期大学准教授・教務課長。
アジア緑色文化国際交流促進会(AGA)の副会長として、中国雲南省等の環境保全事業に携わる。」

 環境にご興味を持ったきっかけ


「1980年代後半以降の地球温暖化をはじめとする地球的規模の環境問題の顕在化によります。 1991年度、環境安全センター主催のシンポジウムがあり、有馬朗人総長が、講演の中で、 環境問題において森林が重要であるという内容があり、東大農学部林学科への学士入学を 決定しました。また、1992年の地球サミット(国連環境開発会議)の開催も大きな契機となりました。」

 環境問題やビジネスに興味ある若者に向けて


「生物多様性の豊富さを前提として、生態系サービスは、常に人々に提供され続けています。 その自然からの純粋な贈与に感謝して、環境の保全と持続可能な利用に努めることが大切だと 思われます。今後、人間の知恵と創意工夫によって、環境ビジネスは、ソーシャル・ビジネスと ともに、伸びていく可能性が高い分野です。」

 理想の将来、社会像


「将来の社会像においては、生態環境・経済・社会的福祉という3側面においてバランスのとれた 持続可能な発展が重要な概念であると思われます。環境問題は、「主体−対象」という関係からも、 主体である人間の問題が大きいです。特に、人間による環境破壊、人間同士の戦争は、理想への道を 閉ざしてしまう愚行です。ユネスコ憲章にもあるように、戦争は人の心の中で生まれるもので あるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。そこで、内村鑑三や新渡戸稲造が 唱えた、愛と平和の心を育てる教育が重要になってきます。」

 群馬について(環境やその他のご自由な視点で構いません)思う事など


「「水と緑と詩のまち」は、前橋市のキャッチフレーズであるが、これは群馬県全体にも通じる ものと考えられます。群馬県の森林率は約67%であり(日本の森林率とほぼ同じ)、関東地方の 中では、森林面積・森林率とも最高となっています。また群馬県最北部のみなかみ町に端を発し、 関東平野を北西から南東へと流れている利根川は、川の長さ日本第二位、流域面積日本一です。 そして、内村鑑三や新島襄らの真理と平和の文化があります。」

 今後のご予定は?


「「アジア緑色文化国際交流促進会(AGA)」にて活動していますが、群馬も緑と水の宝庫。中国雲南省との間で何か橋渡ができれば素晴しいと思います。」



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